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U-23 ロンドン五輪☆スペイン戦 [日本代表]

毎日暑い日が続きますね!
オリンピックもいよいよ開幕
男女サッカーは一足先にスタートしました。

なでしこは初戦を2-1とカナダを下し勝ち点3をしっかり獲得。
そして注目された男子もスペイン相手に1-0と勝つことができました。
U-23スペイン戦を今日も観たまま、感じたままに書いてみたいと思います。

まず、スペインという強敵相手に無失点でに勝利し勝ち点3を取れたのは
結果としては最高の結果と言えると思います。
数的優位に立ちながらも相手に押し込まれる時間も多かった中で
選手たちも最後まで攻撃する姿勢は崩さず勝ちきれたことは素晴らしいと思います。
ただ試合内容には正直やはり不満が残ったのも事実です。

前半はミスも多かったですが前線の選手が前から積極的にプレスにいき
それに連動して後ろの選手も押し上げ、中盤で上手くボールを奪えていたし
奪った後の展開・連係もスムーズで
相手のゴール前にボールを運べていたのは良かったと思いました。
そしてセットプレーのチャンスに得点もできましたし
先制点を取れたことでスペインに焦りと精神的なプレッシャーをかけることもできました。
そして相手の隙を逃さず前に出るプレーで相手を退場に追いやり数的有利も手にしました。

後半も開始早々は危ないシーンを作られましたが
開始から15分くらいまではそう悪くは無かったと思います。
しかし前半からハイペースで試合を進めていた影響で運動量が低下し
前半よりも中盤でのプレッシャーが甘くなって
スペインに自由にボールを持たれることが多くなりました。
ディフェンスラインも下がり気味になって20分を経過した辺りから
押し込まれる時間がほとんどでした。
スペインがポゼッションして攻めている時は
あまり人数が1人少ないようには感じませんでしたが
やはり日本がボールを奪ってカウンターになると
相手がかなり高い位置を取っているのでウラに大きくスペースが空いており
そこを使うことができて、なおかつフリーになる選手が必ず出てくるので
何度も決定機を作ることができました。
しかしそのチャンスを一度も決めることができず
今回勝てたという結果はもちろん悪くないのですが
こういった部分が後々響いてくるのではないかな、とも同時に思いました。

今回のスペイン戦で大きく二つのことを感じました。

一つ目は自分たちより格上とされる相手との対戦で
自分たちがスコアや人数で優位に立った場合
どのような試合運びをするのかということ。
恐らく日本のサッカーは基本的にどんな相手であっても自陣に引いて
がっちりゴール前を固めてカウンターというスタイルは取らないと思います。
ある時間帯・ある局面ではそういった部分的なものはあると思いますが
やはり自分たちのサッカーをやろうとするはずですよね。
自分たちよりも格下相手なら
ゲームをコントロールすることはある程度できると思うのですが
今日のようにスペインやスペインと同等のレベルの国とやったときに
自分たちがリードした状況で主導権を握る・試合をコントロールするという部分を
(もちろんこれから多くの経験を積む必要はありますが)
今後もっとレベルアップして欲しいと思いました。
もちろん相手は点を取らなくてはならないので前がかりになって
こちらが守るという構図になるのは自然ではあるのですが
後半は人数が少ないスペインに主導権を握られてたように感じました。
それによってこちらにプラスになる部分も
(ディフェンスラインのウラのスペースを効果的に使える)もちろんありますが
自分たちが主導権を握る、という意識と姿勢をもっと強く持てたらなと。

二つ目は決定機に決められないのはどうしてなのか。
後半何度もあった決定的な場面に一度も決められなかったのは正直イライラしました。
最初は選手個人の技術的な問題なのかな、と思って観ていたのですが
ふと以前読んだ本にあったクライフの言葉を思い出しました。
それは “攻撃の選手が走り回ることに労を費やすよりも
一瞬のひらめきや重要な場面での突破などのために体力を温存しておくべきだ。
無駄に体力を消費してしまうと判断が鈍り、プレーのキレが悪くなり
結果的にチームにとってもマイナスになってしまう” という言葉です。
(白夜書房 木崎 伸也さん / 若水 大樹さん 著
 クライフ哲学のススメ ー試合の流れを読む14の鉄則より)
前線の選手(特に永井)はみんな前半からかなりの距離を走ってたと思います。
もしかしてそれが一番大きな影響なんじゃないのかなと思ったのです。
(クライフはFW・MFが前線からプレスにいくこと
 自陣に戻って守備をするのが無駄と言っているのではなく
 チーム全体でできるだけ高い位置でボールを奪い返す技術や
 正しいポジショニングでその距離を少なくすることが出来るというものです)
確かに前から激しいプレスをすることによってプラスに働く面もあると思うのですが
一番肝心なところで精度を欠いてしまうのなら
少しそのやり方やバランスを考えてみてもいいのかなと思ったのです。
もちろんそのチームの監督の目指すサッカー、チームのスタイル
所属している選手の特性にもよるので難しいと思いますし
もちろん時間が経過すればもちろんスタミナも低下します。
ただ実際その選手がベストな状態を少しでも多くの時間保てたら
得点率はアップするんじゃないかとも思います。
いかにしてチームでその状況を作るのか、また選手個人のセルフコントロールが
今後課題のひとつになるのではないかと思います。
(私個人は走りまくってる選手は好きなんですけどね)

長々書きましたが、まだ何も手にしていません。始まったばかりです。
気を引き締めグループリーグを突破できるよう
日程はキツイですがしっかり準備して勝ちにこだわって戦って欲しいと思います。

けど、スペインとの試合終了後ちょっとだけ震えましたね(笑)
私も日本人なので嬉しかったですよ。でももう勝ったことは忘れます。
日本のサッカーはもっと上に行かなくてはいけませんから!


↓ 興味のある方は是非。おススメの一冊です。


クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書)

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これからも [日本代表]

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7月16日月曜日の祝日に神戸で行われた宮本恒靖選手の引退試合に行ってきました[わーい(嬉しい顔)]
京都の自宅から約2時間、道に迷うことなく無事スタジアム近くに到着!
(初めて行くところはだいたい迷子になります[あせあせ(飛び散る汗)]
駐車場を探すのに15分ほどウロウロ。スタジアムから少し遠かったのですが
何とか車を止められました。
さあ行くぞー!!と思った瞬間・・・あ~!!デジカメのメモリースティック入れ忘れてる~[がく~(落胆した顔)]
私ってサイテー[バッド(下向き矢印)]どうしよう!?
と思いきや、なんとスタジアムの真向かいに電気屋さんが!!([ぴかぴか(新しい)]奇跡[ぴかぴか(新しい)]
というわけでメモリースティックを無事購入(ヤマダ電機さんありがとう!)
スタジアムの中へ・・・

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今回の引退試合は宮本選手が所属していたガンバ大阪(GAMBAフレンズ)
ヴィッセル神戸(VISSELフレンズ)
そして2004年アジアカップ優勝時のメンバーを中心に構成された
日本代表(TSUNEフレンズ)の3チームに分かれ
それぞれのチームが1試合30分の総当り戦を行うということでした。
宮本選手は全てのチームにて出場。
TSUNEフレンズとGAMBAフレンズでは3バックのセンターを
VISSELフレンズではボランチの位置でのプレーとなりました。

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        ↑ 第1試合 TSUNEフレンズ 1-0 VISSELフレンズ (28分 大黒)

ちいさ過ぎてよくわかりませんが(私の座席とデジカメではこれが精一杯でした[あせあせ(飛び散る汗)]
雰囲気だけでも味わって頂ければ嬉しいです)
代表は俊輔・遠藤・大黒・福西・稲本・サントス・中田浩二・中澤など豪華な顔ぶれ。
21分には宮本選手が負傷したと見せかけ
懐かしのフェイスガードを着用してプレーする一幕も。

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            ↑ 第2試合 GAMBAフレンズ 2-0 TSUNEフレンズ 
              (8分 吉原 27分 宮本Jr・PK )

22分にはヘッドコーチとしてサプライズ参加していた中田ヒデが何と出場。
スタジアムは一気に盛り上がります[グッド(上向き矢印)]
そして25分には宮本選手の長男くんも登場。
両チーム空気を読んだ(笑)試合運びで宮本親子にチャンスを作ります。
27分にはサントスが宮本Jr に優しいファウルでPKを献上。
Jr が見事にゴールを決めGMBAフレンズが快勝!

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             ↑ 第3試合 VISSELフレンズ 2ー1 GAMBAフレンズ
              (11分・23分 宮本 26分 フェルナンジーニョ)

やはりJリーグのチーム同士の対戦のせいかこの試合は結構真剣なゲームに。
宮本選手は2ゴール!ハットトリックのチャンスもありましたが残念ながら達成ならず。

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              ↑ 試合後は引退セレモニーが行われ
共に戦った仲間たち・ファン・関係者・家族に感謝の言葉を述べスタジアムを一周。
最後はこの試合に参加した選手たちに胴上げされ、その後
息子さんと共にドレッシングルームへと続く通路へと宮本選手の姿は消えていきました。

宮本選手からのメッセージ (一部抜粋)

サッカーってこの日本でもっと大きな存在になれると思います。
そうなっていかなきゃならないとも思います。
毎試合スタジアムが満員になること
親子三世代が手を取り合ってスタジアムに行くことが普通になること
グランドがたくさんできて子供たちがどこでもサッカーできること
そしてワールドカップで日本が優勝する日が来ること
絶対そんな日が来ると僕は思っています。
そのためにみんながそれぞれの立場でやれることをやりましょう。
選手はいいパフォーマンスを見せてお客さんに感動を与えなきゃいけないと思います。
そして皆さんは皆さんの立場でサッカーの良さ、素晴らしさを周りに伝えていって下さい。
周りの人をスタジアムに連れてきて下さい。
僕は僕でこれから学ぶこと
また経験していくことでサッカー界の発展に貢献していきたいと思っています。

宮本選手は今後、スポーツに関する運営・経営学などを学ぶためにFIFAが運営する
FIFA Master というものに進み多くを勉強されるそうです。

ツネさん、17年間本当にお疲れさまでした。
選手ではなくなるけれど、これからも日本のサッカーのために頑張って下さい。
きっとあなたにしか出来ないことがたくさんあると思います。
そしてサッカーがこんなに楽しいものだと気付くチャンスをくれてありがとう。
心から感謝します。

誰かの引退試合なんて観にいくの初めてだったので
やっぱり寂しいものなのかな、泣くのかな、なんて想像していましたが
正直めっちゃ面白かったし、楽しかったです[わーい(嬉しい顔)]
もちろん公式戦ではないし、すでに引退している選手などもいますし
みんなツネさんに点取らそうとかいう気づかいもあったし(笑)
和やかムードのゲームでしたけど、観ていてすごく元気になりましたね[グッド(上向き矢印)]
いいサイドチェンジがあれば会場から拍手が起こり、ゴールチャンスには歓声が上がり
ゴールが決まればもちろん、決まらなくてもいいプレーには大きな拍手が起こります。
ツネさんが言うようにサッカーって本当に素晴らしいスポーツだと思うし
すごく大きな力を持っていると思う。
時には悲しくて辛いと感じることもあるけれど
それ以上に楽しいし喜べるし幸せな気持ちになれる部分も大きい。
日本のサッカーが今以上にもっと発展していくために私も何か協力できればと思います。
試合観に行って本当に良かったです。
また時間を見つけてスタジアムに行きたいと思います。
試合を進行してくれたスタッフの方々、プレーしてくれた選手の皆さんありがとうございました。
そしてツネさん、新しい挑戦頑張って下さい!
これからも応援しています。
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久々にU-23を観て [日本代表]

今日は少し早く帰れたので、すでに数分経過はしていましたが
久々にU-23の試合を観ることができました。
なでしこはさすがに観れなかったので後で録画チェックいたします[手(チョキ)]
(結果はうっかり見てしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、私が今のU-23のメンバーでの試合を初めて観たのが
おそらく約一年ほど前だったでしょうか。
その頃の印象から比べて意外と良くなった部分もあるんだな、と思いました。
軽いプレーととりあえず的な意図の無いプレーが少し減った気がしたし
次のプレーをしやすいような親切なパス、というのか
パスの出しどころが上手くなったというか
先を考えたプレーも少しできるようになってきたのかな、と感じました。
前半の途中までは。

何となく途中で違和感を感じたので何だろうなあ、と考えながら観ていたのですが
相手が特に引いて守っているわけでもなく
(ディフェンスラインも高めでしたし)
ラインをそろえてきっちりブロックを作って
スペースを無くしてパスコースを消してたわけでもないし
日本がいい形で相手からボールを奪って、というよりは
向こうが自らボールを失って日本ボールになる場面が多かったような気がしました。

ということは、もっと攻めれたんじゃないのかな?と。
この試合、けっこう日本はプレーし易かったんじゃないのかなあ、と思ったんです。
何度も形は作れていたのにフィニッシュの部分で精度を欠いて得点できず
時間の経過と共に徐々に攻撃が単調になり、ようやく得点できたと思ったら
ロスタイムに奪われてはいけない場所でボールを奪われ失点してのドロー。
完全に集中力の欠如からの失点でしたね。
ボールを奪われたのは村松だけどあれはチーム全体のミス。
あの場所に相手選手がいたのはわかっていただろうけど
全員があの位置であの時間帯にそこまで激しくボールを奪いにこない、
と思っていたんじゃないだろうか。
確かに試合を通してそこまで激しいプレスはなかったと思うけれど
試合はまだ終わってないのだから相手がどこで勝負を掛けてくるかわからないですよね。
(ニュージーランドが)奪ってからゴールまでの流れも上手かったし。
90分通していくら主導権を握っていたって一瞬のそれで勝負は決まってしまう。
特にオリンピックやワールドカップのような大会ではさらにそれは大きい。
強化試合・調整試合・フレンドリーマッチだからいい訳ではないと思う。
90分通して勝負にこだわるメンタリティを持続させて欲しいですね。
それに加え私が一番気になったのは試合が終わった後の日本の選手たちの表情。
悔しがっていたのは大津くらいでしたね。
まあ彼は何度もあったゴールチャンスを決められなかったから
というのが大きいかもしれませんが。
こんなんで大丈夫かな、って思いました。

私はあまり誰かや何かと比べたりするのは好きではないのですが
例えばメッシを見ててすごいなと思うのは(いつもいつも見ているわけではありませんが)
公式戦はもちろんですが親善試合でも引き分けたり負けたりしたら
試合終了直後の映像なんかを見ていると
自分個人のパフォーマンスがたとえ良くても決して笑顔にならないことです。
そういうときはいつも厳しい表情です。
確かに彼のプレーはずば抜けていますし、他人に真似できるようなものではない
メッシオリジナルのプレーなんだと思います。
生まれ持った才能もあるかもしれません。
彼が育ってきた過ごしてきた環境もあると思います。
けれどいくら自分が素晴らしいプレーをしてもチームや個人で多くのタイトルを獲得しても
それに満足することなく常に次、もっと上へという意識と意欲
勝負にこだわるという強いメンタリティがあるからこそ
彼のプレーは生まれるんだと思うのです。

何かそのあたりのこと、日本の選手にももっと強く持って欲しいな・・・と思います。
国や文化、サッカーの歴史や捉え方はもちろんそれぞれの国によって違いますが
日本のサッカーはもっと進化しようとしているし
今の日本よりも戦術・技術・精神力が上回っている相手と戦わなくてはならないし
そこで結果を出したいと思うのなら真剣に考えて欲しいところかと思います。

今日はこんな記事になってしまいました。
オリンピック(特にスペイン戦)楽しみにしてるんですけどね。
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代表・ウズベキスタン戦・ホーム [日本代表]

いや、ひどかったですね。今日の代表。
上手かったですね、ウズベキスタン。

まず思ったことはウズベキスタンはゲームプランと準備をしっかりしてきたということ。
今日のゲーム運びを見る限りかなり入念に準備してきたんじゃないかと想像できます。
それに対して日本は何をしていたんだろう。
ザックはハーフナーをどう使いたかったのか全然わからなかった。
彼の動きを観ているとかなり細かい約束ごとがあったように思ったけれど
(私の推測にすぎませんし実際はどうかわかりませんが)
どういう攻撃をするのかが全く明確ではなかったように思いました。

そして現在、また今後も海外組中心に構成されるであろう日本代表は
今日のようなコンディション不良でのゲームは常につきまとう。
なので、そこは言い訳にもならないしその問題も含めてどう戦うのかを考えるべき。

それからホームだし最悪負けはないだろう、とかどこかで少しでも思っていなかっただろうか。
海外で力をつけて自信を持つことは良いことだと思うけれど
どこかで慢心していなかっただろうか。自分のプレーをすることだけにとらわれていなかっただろうか。
チームとして機能していなかった。
ゲームが進んでいく中でその時間その時間で一番大切なことは何なのかが感じとれず
迷い考え苦しみながらプレーしていたようにも思えた。

そして良いサッカーをして勝つ、という部分にこだわりすぎているような気がした。
そもそも今日の目的は何だったのか。
勝って首位通過することではなかったのか。
良いサッカーをして勝てればもちろん言うことはないけれど
1点ビハインドの状況でもまだそれにこだわり
どうしてでも勝つ、という闘志を心の中に閉じ込めたままゲームを終えた感が強かった。
コンディションが整わない中で、体が思うように動かず選手たちも悔しかっただろうけど
実際チャンスが出来たのはその苦しい状況を
何とかしたいと思う気持ちから生まれたプレーからだったし
ああいう試合展開で活路を切り開くにはどこかで誰かが苦しくても頑張りを見せないと
どうにもならない気がする。

選手たちはみんな焦らず丁寧にいこうとしていたと思うし
焦りやプレッシャー、上手くいかないイライラを表に出さないようにしていたとも思う。
そういう冷静さは大切だと思いますが
今日はそれがかえってうまくいかない連鎖を生んでいたように見えました。

それからもっと予測の能力を上げる必要があるんじゃないかなあと。
セカンドボール全然拾えてなかったですよね。
よくいいところにいた、とか言うけどあれって全く偶然ばかりじゃないと思うのです。
それは経験から来るところが大きいのかもしれないですけど。

とにかく良くない今後が不安になるゲームでしたね。
今なでしこが先制されたけど同点に追いつき逆転しましたよ。
本当は観終わってから記事を書こうと思っていたけどあまりにもなゲームだったので
たまらずなでしこ観ながら書いてしまいました。
(いつもなら絶対しません!後でもう一度最初からちゃんと観ます)

とにかく最終予選が心配です。



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Uー22 五輪予選☆シリア戦・ホーム? [日本代表]

昨日のU-22シリア戦、リアルタイムで見てはいたのですが
あの試合を見て自分が感じたことが間違いないものなのか、と色々考えていたら
記事にするのが今日になりました。
一日経ってもやっぱり考えは変わらなかったので、そのまま書きます。

後半終了間際の劇的な逆転勝利で勝ち点3、なんて喜んでいる場合ではないでしょう。
内容では完全に負けていました。ホームであのゲームはないですよね。
良かったところは最後の比嘉のクロスと大津のヘディングくらい。
それにしてもあの時大津に付いていたシリアの選手は何でマークを外した(預けた)んでしょう?
まあ、それはいいか。

シリアは強かったです。身体能力・個の力・チームとしての戦い方・最後まで落ちない体力。
ほとんどの部分で日本を上回っていたんじゃないでしょうか。
ゲームが始まる前の選手たちの顔つきが日本とまるで違っていました。
あれは本当に同年代の選手たちなんでしょうか?とてもそうは思えません。
自分たちのサッカーに自信を持っている表情、戦う顔です。

一生懸命やっているであろう選手たちには申し訳ないのですが
彼らは昨日のゲームの重要性を本当にわかっていたのでしょうか。
そして本当に勝ちたいと思っていたのでしょうか。
残念ながら私はそれを感じることはできませんでした。

思ったことが多すぎて一つ一つ書いていたらかなり長くなるので特に気になった点を三つ。

まず一つ目。
自分より前へ出すボールに意図がない。
あわよくば誰か走りこんでくれたら、ボールを蹴り出したそこに誰かいれば的なプレーが多すぎる。
刻一刻と変わるピッチ上の状況を把握することは容易ではありませんが
敵・味方の位置をしっかり見ておかないとパスは繋がらない。
前の選手も自分のプレーエリアににボールが来る事を予測して準備しておかなければ
簡単に相手ボールになってしまう。
競り合って奪われるならその時点では個人の力が足りていないのだから
仕方ないしそれは今後強化していけばいい。
けれど競り合う以前に相手のいるところにボールを出してしまう結果になっている。
そうなると相手の攻撃の時間が増えるのは当然だし
攻める体勢だった日本は守備が整っていないわけだから相手にとってはチャンスですよね。
その選手自身がその先にあるプレーがどんなイメージなのかをはっきり持って
どのタイミングでどこに誰に出すのかを瞬時に判断して
的確なプレーができるようになってほしいですね。

二つ目。
相手のプレスが早くて激しかったのはあるにしても前へ急ぎすぎ。
バーレーン戦でも同じでしたが、しっかりマイボールにしなくてはならない状況でも
焦って前へ運ぼうとするからプレスがさほどキツくない場合でも結果相手ボールにしてしまう。
スピードのある攻め、ダイレクトパスやワンツーなどは確かに効果的ですが
それだけではゲームのコントロールはできないと思います。
個人のプレーにしても、チームのサッカーにも緩急が欲しいです。

三つ目。
相手が引いてゴール前を人数かけてブロックを作っている状況でそれを崩せないなら
どういう動きやパスを出せばスペースが作れるのか考えて欲しい。
例えば短い距離でパス交換するだけでなく大きくサイドチェンジをして揺さぶり
一気にどこかでスピードアップするとかCKをもらうのも一つでしょう。
それでも相手がつられず崩せないなら、相手ボールの時に高い位置でボールを奪い
相手の守備体制が整っていない間に一気に攻め上がりたい。
ずっと同じ攻撃なら相手にとってはそう脅威ではないと思います。
しかも精度もいまひとつなら逆にやる気にさせてしまいます。

と、まあ以上がとりあえず特に気になった点です。
あとは守備の時に最終ラインも中盤もラインがバラバラ、マイボールになった時に上がりが遅い
などなど他にもいっぱいありますが。。。

昨日のような戦いぶりではアウェイのシリア戦は引き分けるのも無理でしょう。
最低限の結果、勝ち点1をそこで取れなければかなり苦しくなります。
それまでそう時間はありません。
けれどできることはあるはずです。
残り3試合必ず首位で終われるようにしっかり改善、準備してほしいいと思います。

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Uー22 五輪予選☆バーレーン戦 [日本代表]

敵地で0-2としっかり勝ち点3を取れました。
天候、ピッチコンディション、強い風など難しい環境でもありましたが
いい結果を出せたこと、まずは良かったですね。

ゲームの立ち上がりはピッチコンディションや
バーレーンの高い位置からのスピードのある激しいプレスに苦しみ
パスミスが目立ちなかなかマイボールにできず自分たちのリズムを作れませんでした。
バーレーンはとにかくスピードがあって、高い位置でのプレスを徹底し
彼らのやりたいサッカーの狙いはっきりしていましたね。

始めの方は戸惑っていた日本ですが
ゲームが進む中で徐々に相手のしようとしているサッカーを理解し
それに対してどう対応していったらいいのか主導権を握るところまではいかずとも
少しずつ修正できていったのは良かったと思います。
ただマイボールになった時にやはりパスミスが多かったのが気になりました。
パスの出しどころの狙いはいいのだけれど、そこでミスになっては攻めにリズムがでません。
やはりこういうところでもパスの正確性が求められます。
しかし選手全員がやろうとしているサッカーやプレーのイメージはよく合ってると思います。
ただそこで動き出しやパスを出すタイミングだったり
パスの精度が微妙にずれているから攻撃が途中で途切れてしまいがちでした。
とはいえ、回数はそう多くはなかったけど大津選手や大迫選手に一旦ボールが収まると
そこが起点になって面白いシーンがあったように思いますし
相手のGKとディフェンスラインの間のスペースにボールを入れていたのは良かったと思います。
U-22の彼らはまだ若いけれど個人のテクニックは決して低くはないと思いますし
またチームとしてのまとまりもあると思います。

日本のやろうとしているサッカー、
また得意としているスタイルというのはスピードのあるパスサッカーですよね。
しかし今回のゲームで感じたことはその試合の状況や相手のサッカーによって
そのスタイルを変えるわけではなくて
その状況に応じてプレーの手数やスピードをうまく変化させていけると
もっと楽に試合を運べるようになるのではないのかな、ということです。
今回はほとんどの時間バーレーンにペースを握られていました。
もちろん相手はここで負けるとかなり苦しくなる状況やホームであること
攻撃的にくる要素はたくさんありました。
そして日本もそれは想定していたと思います。
ただそこでいつもの自分たちのスタイルを
真っ向からぶつけていき過ぎたところがあったんじゃないかなと思うのです。
それが悪いというわけではありません。
けれど相手がテクニックや精度はあまり高くないにしても
あれだけ高い位置で激しく早いプレスを徹底して攻撃的にきていたのに対して
日本もずっと同じテンポで対応していましたよね。
相手のしたいサッカーにつきあってしまった感があったというか。
マイボールになった時にあえて時間をかけて相手のリズムを崩すプレーというか
ゆっくりビルドアップして流れを落ち着かせる。
そういった部分があればもう少し自分たちのペースで試合を運べたのではないでしょうか。

確かにそれをするには高い集中力と確かな技術、自信が必要だし簡単なことではありません。
でも相手に自分たちのリズムを作らせないことも
自分たちにとって有利な展開になることに繋がると思うのです。
決して受け身という意味ではなくて相手のサッカーをうまく吸収することで
自分たちが主導権を握るこができると思うのです。
そこでスピードのある自分たちのパスサッカーに転じて一気にペースを上げて攻めきる。
そういうことができれば面白いと思います。

しかし今回ほとんど相手のペースで自分たちのサッカーをさせてもらえない時間が多かった中で
セットプレーは何回か取れていたし
そのチャンスにしっかり得点できたこと、また2点目も東選手がちゃんと詰めていて
反応も早かったし決めれるところを逃さなかったのは良かったですね。
山田直輝選手、東選手は今後楽しみな感じです。
それからGKの権田選手も難しい状況だったと思いますが安定感ありましたし
前線へのロングフィードも良かったですね。
あとは試合開始前などに相手選手や審判団と笑顔でコミュニケーションをとっている姿は
若いのになかなかやるな、と。
プレー以外にもああいうのは結構大切なのです。
ああいう選手が一番後ろにいてくれると何か安心ですね。

まだまだ改善してほしい点はたくさんありますし選手たちにも満足もしてほしくありません。
勝ちはしましたがゲームの終盤には危ない場面もやっぱりありました。
まだこれから厳しい戦いはずっと続いていくのですから
気持ちを引き締めて次戦に臨んでほしいと思います。

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代表・北朝鮮戦・アウェイ [日本代表]

北朝鮮戦、昨日のうちにチェックしてはいたのですが
ちょっとしんどくてパソコンを開くことができず
記事にするのが今日になってしまいました。

今日も感じたまま思ったままに書きたいと思います。

今回の敗戦は今の日本代表にとって必要なものだったように思います。
W杯への道が続く日本とその道が閉ざされた北朝鮮。
お互いの置かれている立場は全く逆で、そういう状況で迎えた試合だったからこそ
昨日のようなゲームになったとも言えるでしょう。

“必要な敗戦”と書きましたが、負けていい試合など実際のところありません。
しかし今日は日本代表が少しずつでも成長し
早い段階で最終予選進出を決める事ができたおかげで
控え組を公式戦で出場させ経験を積ませることができ
チーム力の底上げを図れるまたとない機会。
しかも対戦相手である北朝鮮がとても良い状況を作ってくれました。
完全なるアウェイ、そして彼らのサッカーも日本のホームでやった時とは全く違っていました。
ボディコンタクトや球際の激しさなんて前回の比ではありません。
彼らも最終予選に進めなかったとはいえ、
自国でいいかげんなゲームをして無残な姿をさらすわけにはいきません。
相手も日本ですし、彼らにとっても大切なゲームだったのです。

日本は控え組とレギュラーの選手を半々くらいで起用してきました。
立ち上がりは人工芝に苦戦し、スタジアムの異様な状況に動揺している選手もいて
かなり危なっかしかったですね。
その後、少しは落ち着いたものの
えええ!?おいおい、オイオイ、お~い、と突っ込みどころ満載でした。

しかし日本はメンバー構成とあの異様なほどのアウェイの空気の環境を考えると
とてもいいとは言えませんでしたがよくやってはいるのかも、と思いました。
そう失点するまでは。。。
あの場面ではひとつひとつのプレーをきちんと対応していれば
恐らく失点することはなかったでしょう。良くない連鎖でしたね。
あんな甘い競り合いでは相手も楽でしょう。
GKの西川もボールの落ちたあのぽっかり空いたスペースをケアできたはず。
相手が意図的にそこを狙ったのかはわかりませんが
失点するような場面ではなかったはずです。悔いが残りますね。

日本は北朝鮮の勢いに押され、全体的に下がり目になってしまっていました。
とにかくボールポゼッションできない、中盤でゲームを組み立てられない、攻撃に繋げられない。
それでも何回かは良いパスがつながり形を作れそうではありましたがその回数が少なすぎ。
後半、日本は選手交代をしシステムを変えますが苦しい状況は変わらず。
こういう状況をそのピッチにいる選手でどうやって打開していくかなんでしょうね。

今回改めて感じたことのひとつに日本代表の中にも力の差が存在するということです。
レギュラーで出ている選手とサブ組の選手の間にやはり明らかな差がありました。
それはいつもそのメンバーでやっているかどうかだけでなく個人的な能力や技術でもそうです。
やはりここ、という状況では長谷部や今野がしっかりフォローしている場面が目立ちました。
もちろん試合に出ているかそうでないかは大きいと思いますが
やはりその差をできるだけ縮めていかなければいけないですよね。
そこでの差があると相手はその部分を必ず突いてきますし
その差をフォローすることに周りの選手が追われてしまうとゲーム運びが難しくなります。
どの選手が出てもチームのパフォーマンスが落ちないように
選手層を厚くするためにも選手一人一人に日々頑張ってもらわないといけませんね。
最終予選、それを通過できれば本大会と厳しい戦いは続くのですから。

ただ負けたことは素直に悔しいですね。
決して北朝鮮は簡単に勝てる相手なんかではありませんし
いつだって日本代表は苦しめられてきた相手です。
そんな相手にあの状況で勝つことができたら、また一歩大きな前進になったでしょうね。
それができなかった悔しさや自分たちには何が必要なのか
きっと選手たちは肌で感じたことでしょう。
今後それを次へ繋げてくれると信じています。

私の個人的な好みの話になって申し訳ないですが
相手選手にケガをさせるような危険で荒っぽいプレーや
大して当たってもいないのに大げさに倒れて
あからさまに時間稼ぎをしたりするようなサッカーは私は好きではありません。
それもその国々の文化だったりサッカーというスポーツの一面かもしれませんが
本当に強いチームというのはそんなことをしなくても勝てると思うからです。
もっと違う方法で時間は使えるし、優位にゲームを運ぶことだってできる。
日本代表にはそういうチームになってほしいと思います。

理想ばかり押し付けて申し訳ないけど
これからも辛くも甘くも(?)日本代表を応援していきます。

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代表・タジキスタン戦・アウェイ [日本代表]

代表戦、見ました。
見た感想を率直に書こうと思います。

まず勝つ、という結果を出せたこと
そして得点をアウェイで4点取れたこと
そして失点しなかったこと良かったと思います。

今までだと過去の代表を含めて
0-0で終わるか、その状況で最後の最後で失点して負けか
0-1で同点に追いつかれてドロー。
とか、そういうパターンが多かったような記憶がありますが
最近そういう試合が少しは減ってきているような気がします。
このゲームだけ見てそう思うのは危険だとは思いますが
代表も少しずつ成長し変化してきているのかもしれません。

今日は前回、日本のホームでやった時と相手のサッカーが違っていましたね。
前回はタジキスタンが自陣のゴール前で日本が動かすボールに合わせて
ディフェンスがスライドしていただけで攻撃的な部分というのはほとんどありませんでした。
今日はやはりホームという事もあり攻撃的なサッカーを見せてくれました。

力の差はあったと思います。
そしてその部分に日本が助けられていたところは大きかったと思います。
危ない場面、いくつかありましたね。
でも相手が自らミスしてくれたり、精度を欠いていたりで結局ゴールには至りませんでしたが
これが別の対戦相手ならどうだったでしょうか。
例えば最終予選やW杯の本大会で同じ状況になった時に
果たして無失点で切りぬけられたかは疑問です。
つまらないミスが何度かありました。
そこから悪い結果へつながってしまうことだって十分あり得るので
集中力を切らさないでしっかり戦ってほしいですね。

そして攻撃のリズムやパターンも単調でした。
中央は相手が人数をかけて守備を固めていたのでそこから得点するのは難しい。
だからサイド攻撃が有効でそれを実行するのはいいけれど
ただ両サイドから単純なクロスを同じリズムで入れているだけでは
相手も慣れてくるし、守りやすいでしょう。
ゴール前でのアイディアがもっと欲しい。
一度あったと思いますが憲剛と香川のゴール前でのワンツーなんか面白かったし
後半、吉田が上がってきてフリーで、というのも良かった。

もちろんサイドからのクロスだっていいんです。
でもずっと同じではやはり得点するのは難しいと思うのです。
違うパターンを試してみたり、クロスを入れるまでに何かひとつ周りに動きを作るとか
何かもうひとつ欲しいですよね。
特に前半は前線の3人があまり絡んでなくて、それぞれが独立してしまっているというか
そのあたりももっと積極的に動いてほしいなと思いました。

ただ最後の4点目はすごくいい得点だったと思います。
香川と清武のパス交換から前田→清武→岡崎シュート。
いいタイミングでパスを繋いで前田が岡崎のポジションを確認しつつ
岡崎もちゃんと準備していたのでしょう。
どう崩すかのイメージがちゃんと共有できていたからこその得点だったんじゃないでしょうか。
相手のディフェンスがかなり緩かったのはありますが
それでもあれをきちんと決められたのはチームが成長しているとも言えると思います。
こういうシーンをゲームが進む中で増やしていければもっと良くなっていくと思います。
そしてそれがどんな相手であっても実践できるように
選手個人の技術や精度、アイディア、イメージ
チームとしての意識のすり合わせを高めていってほしいですね。

タジキスタンやウズベキスタンのように
これから強くなろうとしているチームには日本にない良さもあります。
ピッチコンディションなども含めそういった面でも
難しさはあったと思いますがまずは結果を出せて良かったです。
いま日本代表は難しい時期、位置に来ているとは思うのですが
今よりももっと上を目指して頑張ってほしいと思います。

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代表・タジキスタン戦 [日本代表]

タジキスタン戦、8-0で勝利しましたね。
ホームでしっかり勝ち点3を獲れたこと、
多く得点できたこと、無失点だったこと、良かったです。

ただ正直な感想を言うと、タジキスタンが何もしてこなかったので
日本代表が良かったのかそうでもなかったのかよくわかりません。
タジキスタンのサッカーは今回初めて見たので
これが彼らのスタイルなのか日本戦はとにかく守備、というプランだったのか
この試合だけでは何とも言えないのですが
今日大勝したからと言って油断は禁物です。

8得点ではありましたけど、今日の展開ならもっと獲れてたんじゃないでしょうか?
あとはちょっとパスミスも気になりましたし、攻撃の連係の部分で
その先、その先のプレーのイメージを全員が共有できてないところも気になりました。
まあ難しいとは思いますが。。。

ハーフナーが彼の特徴を活かして2得点できたことは良かったですね。
本人もいい良いイメージが持てただろうし、ゴールできたことでモチベーションも上がっていくだろうし
ザックとチーム全体が代表において彼をどういう風に使っていくかちょっと注目したいです。

それから憲剛が今日はトップ下でプレーしていましたね。
何か本田の代わりみたいな言い方されてますけど、憲剛は憲剛じゃないですかね。
持ち味も全然違うし、日本にとって間違いなく力になる選手だと思います。
本田も確かに貴重な戦力ですけど
憲剛だけじゃなく、起用された選手にはポジション取るくらいの気持ちでやってほしいですね。
そうすることでお互い刺激もし合い、競争もし合い
レベルが上がっていけばチーム全体の活性化にもつながるし
チームのスタイルとしてのバリエーションが増えていろんな選択肢ができてくると思います。
もちろん他のポジションでも同じで、チーム内でいいライバル意識を持って
チーム全体でレベルアップしていってもらいたいと思います。

次はアウェイでタジキスタン、北朝鮮と続きます。
日本が苦戦したウズベキスタンも北朝鮮に勝ってたみたいですし
まだまだ気が抜けません。
タジキスタンがホームでどんなサッカーしてくるのかわかりませんが
選手たちもわかっているでしょうけど
今日のような試合はもうないと思いますので
しっかり気を引き締めて次からの試合に臨んでほしいと思います。



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代表・ベトナム戦に思うこと [日本代表]

昨日の代表戦、どうもかなり疲れていたらしく
ハーフタイムで寝てしまい、目が覚めたら完全に終わってしまってました[たらーっ(汗)]
そんなわけで先程もう一度最初からチェックしました。

今回は火曜日に行われるW杯予選のタジキスタン戦のことを念頭に置きつつ
以前も試した3-4-3-のシステムを採用し、選手のコンディション調整と
また今まで出場機会が少なかった選手もを起用して
チーム全体のレベルアップも計った試合でしたね。

前半のメンバーはいつもと半数近く違ったのかな。
慣れない3-4-3のシステムで今日もいいスタートとは言えませんでした。
前回やった時よりはまだ気持ちマシなような気もしましたが
やはりまだ選手それぞれが自分のポジションをいつどこにとっていいかとか
どういう形で守備をして組み立て、
ゴールを狙うのかを探り探りやっていた部分が多かったと思います。
ただ得点できた事とゴールまでのプロセスは悪くなかったでしょうか。

3-4-3はディフェンスを1枚削り中盤を厚くしてより攻撃的な布陣、
ということは。。。中盤を支配しなくてはいけないということになるんでしょうけど
今日のゲームではそれができてなかったと思います。
逆にベトナムが中盤でも
それ以外でも組織だった動きで自分たちのサッカーをしていたように感じました。
本来、日本の良さであるチームとしての連動性がほとんどなかったですね。
攻撃にしても守備にしても選手単体で動いてたような印象でした。

うまく機能していたとはとても言えませんが
新しいこと、チームとしてスキルアップするチャレンジとしてはそれ自体はいい事だと思います。
世界で戦っていくにはチームのスタイルがひとつしかない、ではやはり寂しいし厳しい。
その状況や対戦相手によって柔軟性を持ってゲームに臨めた方がやはり有利ではないでしょうか。
またシステムにこだわらず、実際ピッチに立ってる選手がゲームの中で流れを読んで
臨機応変にプレーしていく、というのも大切ですよね。
もちろん今日のようなあやふやなレベルではいけませんが
本大会まで限られた試合数、厳しい予選、
それこそ負けられない戦いをしていかなければならない中で
新しいことにチャレンジしてそれを確立していくことは容易ではありませんが
ブラジル大会だけでなく今後の日本のサッカーの将来を考えた時に
そういうことをやっていかなければいけない時期に今来てるんじゃないでしょうか。
前半ではこんな感想を持ちました。

さて、問題だったのは後半の方。
前半とメンバーを4人入れ替えてシステムをいつもの4-2-3-1に戻しました。
立ち上がりからミスが続き、西川のファインセーブがなかったら危なかったですね。
中盤でのボールの奪い合いにも負けてたし、みんな全体的に動きが少なく
攻撃に移っても何かちょっとずつかみ合ってない。

憲剛の彼らしいスルーパスや原口のドリブルなんかはいいな、と思う部分はあったのですが
やはり中盤が上手く機能してなかったからか
チーム全体のゴールまでのプロセスが何かスムーズにいかなかった。
それに選手たちもストレスを溜めてたような感じだったし
どうしたらいいんだろう?みたいな感じで動いてたからだんだん足も止まってましたね。
結果追加点は取れず、1-0。

確かにベトナムの選手は挑戦者の精神で
最後までスタミナも落ちなかったし個人のテクニックも上手かった。
チームとして守備も攻撃もしていたし
自分たちがやらなければいけないことをわかっていてそれをきちんと実践していたから
もちろんそう簡単ではなかったでしょうけど
ちょっとこの内容では代表としてどうなのかな、という気が。

確かに後半も
いつもこのメンバーでやってるわけではないので仕方ない部分はあるとは思いますが
国際大会で上位に入ってくるチームっていうのは
どの選手が入ろうが、システムが試合ごとに変わろうが
そこまで極端にチームのパフォーマンスが落ちることってまずない。
いつも試合に出てない選手でもチャンスをもらった時にはチームの戦術にしっかり溶け込み
試合に入れてチームとして機能してるように思います。

絶対に代えのきかない選手という存在もあるとは思いますが
いつどんなことが起こるかわからないゲームの中で
どの選手が入ってもいいチームパフォーマンスができなければ
ここから上はいけないんだろうな、と思います。
まずは各自の日々の練習、しっかり試合に出てレベルアップを図る、
上手くいかないゲームでも冷静な気持ちを保ち
試合中にそのうまくいかない部分を修正していけるようにならなければいけないと思いました。

しかし日本が自分たちで苦しんでた部分はあるにせよ
今回のベトナム、前回のウズベキスタン、U-22と対戦したマレーシア含め
アジアのレベルがどんどん上がってきてますよね。
ほんと気が抜けないです。
とりあえずは目の前のW杯予選。
絶対に勝ち点3必要なゲームです。
もう一度自分たちをしっかり見つめなおして戦ってほしいですね。






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